受験資格緩和?社会福祉士の疑問
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2024.11.18
今日の福祉新聞ネット記事に「受験資格の要件緩和へ ケアマネ検討会中間案(厚労省)」との記事が出ておりました。
何を隠そう、私も一応まだケアマネ(介護支援専門員)を名乗れる状態ですので興味津々!
どれどれ、と内容を確認すると
なんでも、ケアマネの数は2018年度の18万9754人がピークで、22年度は18万3278人と減少傾向にあり、17年度までは10万人を超えていた受験者数も今では5万人を下回っており、現在の合格者は1万人程度となっていると。
人材確保に向け「幅広い世代にさまざまな取り組みを総合的に実施することが必要」と指摘、それを受け受験要件の国家資格の幅を広げるなどの受験資格緩和を検討中とのこと。
ん〜・・・。
国の施策に何だかんだと言えるような立場ではありませんが・・・。
何か根本的に誤っているような印象を受けてしまいました・・・。
ケアマネが減少している、ケアマネ受験を受ける人も減少している、だからもっと幅広く受験してもらえるように受験資格を緩和する。おそらくもっと複雑で他の施策とも絡み合いながらの対応となっているとは思いますが、簡単に言えばそういう内容ですよね。
なぜケアマネが減少しているのか、なぜ受験者が減少しているのか、そこの捉え方が問題と思います。
何でも屋と揶揄されるケアマネの業務内容や、ようやく上り気味の処遇について、質を担保するための定期的な更新研修の負担、同一事業所内でケアマネを取得することでの介護職員の減少などなど、改善すべき問題の根本はもっと複雑です。
今、データをとりながら記載しているわけではないので、正確な数字等は出せませんが、他産業に比較して遜色のない保持資格に見合った報酬や業務内容の改善、魅力の発信などが必要なのではないかと思います。
「ケアマネをとっても夜勤してたほうが給料が高いから」「ケアマネとっても負担が増えるだけだから」さらには「夜勤してても給料これだけだから他の仕事探します」こんな声が現場にいた頃は聞こえてきていました。
福祉、介護の仕事はとても魅力的です!まさに人間学と言えるのではないかと思います!
報酬だけで語れるような価値観でもないのはわかっています。しかし、良い人材を確保していくには必ず資格や仕事内容に見合った報酬が必要です!
そして、もっともっとケアマネや福祉の仕事の魅力を発信していく取り組みが必要なのではないでしょうか。
各法人や事業所でやれることには限界があります。国にはそういう施策を打って欲しいものだなぁと思った次第でした。一個人の感想です!
たまには、真面目な内容も載せないと🎵
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