後見人「首長申立て」最多!!社会福祉士の心配

今日の日本経済新聞にこんな記事が載っていました!!

市区町村長が成年後見人の選任を裁判所に求める「首長申立て」の件数が、2023年は過去最多の9607件に上り、15年間で約4倍に増加したそうです!!

2024年は1万件を超える可能性があるとか・・・。

記事によると『少子高齢化により一人暮らしの高齢者が増え、親族との関係も希薄になる中、首長による申立てが必要な事例が増えている。』との見解。

これは以前からお伝えしていたことが数字として現れた記事ですよね。

そして私は居住している酒田市、その近隣地域にしか言及していませんでしたが、全国的に同じ状態なのがわかりました!

これは、私の活動の意義、エビデンスを象徴するデータとなります。

ますます頑張らなくてはいけませんね🎵

今年は任意代理人だけでなく、任意後見人、死後事務委任にも力を入れて行きますよ〜!!!

社会福祉士ながおか事務所では、死後事務委任サービスに力を入れて参ります!!!

昨年中、多くの方々をお見送りさせて頂き、死後事務を執行させて頂きました。

そこで感じたのは、死後事務を準備しておくのは本当に大切だということ!

死後事務というのは、ご本人が亡くなった後のアレコレです。

わかりやすい例でいうと、「お葬式」「納骨」等葬儀社さんやお寺様も関わること、「死亡時に入所していた施設や病院の支払い、引き払い」「水道・電気・ガスなどライフラインの残った支払いと解約」「クレジットカードの解約」「携帯電話・スマートフォンの解約と支払い」「年金の停止、場合によっては返納」「保険の解約」「賃貸物件の解約・解約・引き払い」などなどなどなど・・・・・。

数え上げればキリがないほど。それに、事前にしておいた方が良い準備もたくさんです!

これらは、息子さんや娘さんなどが全てをやってくれるのがこれまでは普通でした。

しかし、経験した方はお分かりだと思いますが、実にお金と時間と手間がかかるものです。

ましてや、息子さん等ではなく、他親類の方に頼まざるを得ない方、誰に頼めるのかわからない方、誰にも頼ることができない方、親族に頼りたくない方・・・。

現在は様々なパターンが見られるようになりました。

縁起でも無い話ですが、人間はいつお迎えが来てもおかしくはありません。

その最後の時を考え、自分のお金で自分の力で準備しておくことは自分自身にとって大切であり、残された方にとっても大切なことです。

誰にも頼ることができない方(お身内がいない方)、最後の時を親類に頼らざるを得ない方、子供達に負担をかけたくないと考えている方、一度当事務所にご相談ください!!

社会福祉士として、生涯に寄り添いご支援させて頂きます!!

最近多いご相談は、ご遺族の方からの死後事務のご依頼です。

何も準備をしないまま、独り身の方が突然亡くなってしまう。そうすると、残された親族に連絡が行くことになります。その親族は普段から仲が良く、頻繁に行き来するような間柄だと良いのですが(それでも経済的には相当の負担を負わせることに・・・)、疎遠だった親類などでは対応に困ってしまい、等事務所に連絡が来る・・・という例も多いです。

ご遺族からのご依頼には、喪主代行・葬儀代行として対応させて頂きますが、ご本人との契約書が存在しないので、対応できないことが多くなってしまいます。

ですので、繰り返しになりますが、身寄りのない方や亡くなった後自分の面倒を見てくれるのが誰かわからないという方(遠い親類に連絡が行くことになる方)は、ご相談ください!!

何事も事前の準備、大切ですよ!!