介護職員減少!!社会福祉士の危惧

厚生労働省の2023年度調査で、介護職員が初の減少となったとの報道が先日ありました・・・。

前年度比で2.9万人減だそうですよ・・・。

要介護者・要支援者の数は増加し続けているのに、介護職員数は減少・・・。これは由々しき事態です。

処遇改善や一時金等で国は介護職員の賃金アップに努めてはいるものの、依然として介護職員の平均賃金の水準は、全業種平均よりも低い傾向にあるそうです・・・。

外国人人材の受け入れや様々な対策に取り組んでいるのはわかりますが・・・。

偉そうなことは言えませんが、現在の介護保険制度そのものが危機に瀕しているように感じます。

これまでと同じシステムでは持続が不可能になっているのではないか。介護保険制度は破綻してしまうのではないか・・・。と勝手に危惧しております。

それではどうすればいいか?

そんな難しいことは私にはわかりませんが、ただ言えることは、介護職の魅力を伝えるとか、そういうことも大事ですが、それよりも抜本的に給与の格段アップなどをしないことには職員は減少するのではないかと思います。

財源はどうするかとかわからないので無責任なことは言えないとは思いますが、少しずつ少しずつ賃金アップに取り組んでも、減少していると結果が出てしまってますからね。

介護報酬をアップする方向にもなっていますが、やれこれをして加算追加、あれをして加算追加・・・。

現場では報酬アップに伴い負担もアップ。

なかなか難しいのもですね・・・。